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庭を人工芝にするメリット・デメリットは?天然芝と比較しながら解説

人工芝のある家

 

庭に芝を敷きたいけれど「雑草が生えてくるのが嫌だ」「とにかくメンテナンスは楽に済ませたい」という考えの場合、人工芝を選ぶ方も多いようです。しかし、人工芝を導入する前に、良い部分と悪い部分をそれぞれ知っておきたいですよね。そこで今回は、人工芝のメリットとデメリットをご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

庭を人工芝にするメリット

まずは、庭を人工芝にすることで得られるメリットをご紹介します。

維持費を抑えられる

人工芝は初期費用はかかりますが、水やりにかかる水道代や肥料代、草刈りにかかる費用など、その後の維持費はほとんどかかりません。手入れにかかるコストが削減できるのは、大きなメリットだといえるでしょう。

雑草が生えにくい

人工芝を敷く際は、土に覆いかぶせるような形で防草シートを敷き詰めた上に施工するため、雑草が生えにくいというメリットがあります。草刈りの手間を省けるため、忙しい人でもきれいな庭を保つことができるでしょう。また雑草が生えないことで、虫も発生しづらくなるため、虫嫌いの人にもおすすめです。

一年中美しい芝を楽しめる

天然芝は冬に一度枯れてしまうのに対し、人工芝であれば一年中青々としたグリーンを楽しむことができます。芝が枯れると庭全体が元気のない印象になってしまうため、気になる方は人工芝の方がおすすめです。

環境を選ばない

土地柄によっては、天然芝の育成に向いていないケースもありますが、人工芝の場合はどのような地域にお住まいでも、平等に楽しめます。また、駐車スペースやベランダなどの土がない場所や、日当たりの悪い環境であっても問題なく敷くことができます。

綺麗に保つことができる

人工芝は、天然芝と異なり、毎日の世話がほとんど必要ありません。掃除機やほうきを使ってゴミを取り除くだけで、きれいな芝をキープすることができます。

庭を人工芝にするデメリット

ここからは、庭を人工芝にするデメリットをお伝えします。

経年劣化は免れない

人工芝は、使っていくうちにどうしても劣化してしまうものです。一般的な耐用年数は、およそ10年前後だといわれています。また、芝の毛が寝た場合は逆側からブラッシングして毛を起こすなどの対処を行えば、美観を保ち耐用年数を延ばすことができるでしょう。

初期費用が掛かる

人工芝は、天然芝よりも初期費用が多くかかります。ただ、最初に支払う芝生代は高いものの、その後の維持費用がかからない点や、10年ほど交換する必要がないことを考えると、場合によってはお得かもしれません。

季節感が物足りないことも

1年中青々としたグリーンを楽しめるのは人工芝のメリットでもありますが、季節感を味わいたい人にとっては少々物足りないかもしれません。冬の枯れ草の雰囲気や四季の変化を楽しみたい場合、常に緑色であることに不自然さを感じるでしょう。

夏場に熱くなる

夏場など気温が高い時期になると、石油系素材である人工芝は熱を持つため、温度が高くなってしまいます。天然芝と異なり表面から水分を蒸発させることができないため、長時間熱を保持するのです。子どもやペットがいるご家庭では、十分注意しましょう。

 

カビが生えることも

人工芝の種類によっては、排水するための穴が空いていない製品があります。その場合、水が溜まってしまうことがあるため、カビが発生するリスクがあります。特に梅雨時期など、日が当たらないじめじめした場所に人工芝を敷いたままで放置していると、カビが発生しやすいため注意しましょう。カビを生やしたくない方は、水はけの良い製品を選んでください。

人工芝を敷く前にメリット・デメリットを知ろう!

本記事では、人工芝を敷くことのメリットとデメリットを紹介しました。人工芝は、こまめな手入れを行うのが難しいと感じている方や、日当たりが悪い場所やコンクリートの上に芝を敷きたいとお考えの方には最適です。1年中美しいグリーンを楽しめるというメリットもあるため、コスパ良く庭をおしゃれに改造したいとお考えの方は、ぜひ検討してみてください。

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