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物置の屋根はDIYで修理できる?工事の方法とポイントを解説

物置の屋根

 

物置の屋根は、経年や台風などの天災によって破損することがあります。物置の中には、季節性の家具や家電、アウトドア用品、災害への備えなど大切なものが収納されているため、屋根に破損があった際はすぐに対処するべきです。本記事では、物置の屋根をDIYで修理する方法について、ポイントや注意点を解説します。

この記事を読むための時間:3分

【素材別】物置の屋根をDIYで修理する方法

物置の屋根を自分で修理する方法を、屋根の素材別に解説します。

金属製の場合

屋根の素材が金属製の場合の修理方法は、以下の2つが挙げられます。

 

  • 張り替え
  • カバー工法

張り替え

屋根にめくれや全面的な雨漏りなど、大きな破損が見られる場合は、全面的な貼り替えがおすすめです。屋根材を一旦撤去して、新しいものに張り替えるには多大な手間がかかりますが、確実に解決できるでしょう。また、下地から作り変えることで、耐久性も増します。

カバー工法

少々の穴開きや多少のサビなど、屋根の傷みが軽度な場合や、物置自体の強度がしっかりしているのであれば、現在の屋根の上に新たな屋根材を乗せるカバー工法(重ね葺き)を選ぶと良いでしょう。

 

カバー工法で修理する場合、現在の屋根材の上に垂木やコンパネなどで下地を取り付け、新しい屋根を乗せる土台にします。この時、防水シートも取り付ければ、雨漏りのリスクを大幅に低減させられます。

樹脂製の場合

塩ビ波板やポリカーボネート波板は扱いやすいため、DIYなどで簡易的な物置を建てる際に使われるケースが多くあります。しかし、耐久性が低く、耐用年数も短いため、定期的なメンテナンスや修理が必要です。樹脂製の屋根が破損した場合は部分的、あるいは全面的な張り替えで修理が可能です。また状況によっては、骨組みの補修が必要になる場合もあります。

物置の屋根をDIYで修理する際のポイント・注意点

物置の屋根を自分で修理する際のポイントと注意点は以下の4つです。

 

  • 応急処置をして被害の拡大を防ぐ
  • 無理に修理しようとしない
  • 耐久性の強い屋根への変更を検討する
  • 火災保険が適用できるか確認する

応急処置をして被害の拡大を防ぐ

物置の屋根に破損が見られた場合、まずは応急処置をして被害の拡大を防ぐことが大切です。軽微なひび割れや小さな穴は、コーキング材や防水性能を持つ補修テープで処置しましょう。雨漏りしていたり、不具合箇所が広範囲の場合は、ブルーシートを被せて雨水の侵入を防いでください。

 

これらの応急処置を施した後は被害が一時的に収まりますが、あくまでも一時しのぎであるため、早めに修理に取り掛かりましょう。

無理に修理しようとしない

物置の屋根を修理する際、はしごや脚立を使って屋根に登らなければなりません。高所での作業は、落下の危険があります。また、屋根の多くは傾斜があり、足元が不安定です。このように、物置の屋根の修理には怪我の危険が伴うため、難しいと感じた際は無理に修理しようとせず、専門の業者に依頼することをおすすめします。

耐久性の強い屋根への変更を検討する

屋根の張り替え工事を行う際は、既存の素材より耐久性の強いものに変えることで、安全性が高まります。例えば、今まで樹脂製の屋根だった場合は、ガルバリウムよりサビに強いといわれるSGL鋼板や、ポリカーボネート製の屋根材や部品を選ぶことをおすすめします。

火災保険が適用できるか確認する

台風や大雪など、天災によって物置の屋根が破損した場合は、火災保険が適用される可能性があります。加入している保険の補償内容をチェックして、該当しそうであれば、保険会社に相談してみましょう。

物置の屋根の修理は業者への依頼がおすすめ

物置の屋根の修理は、自身でも可能です。しかし、高所での作業は危険が伴います。また、素人の修理では不十分で、すぐに被害が再発したり、拡大したりしかねません。物置の屋根に破損が見られた場合は、業者に依頼して安全かつ完璧に修理してもらうことをおすすめします。

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