一軒家の遺品整理の費用はいくら?相場や料金を安く抑える方法を解説
遺品整理をする時は、自分で行うと手間や時間がかかるので、業者に依頼する場合も多いですよね。しかし、故人が一軒家に住んでいた場合どのくらい費用がかかるのか、相場がわからないこともあるのではないでしょうか。そこでこの記事では、一軒家の遺品整理費用について、相場や料金の決まり方を解説します。
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一軒家の遺品整理費用の決まり方
一軒家の遺品整理の費用は、以下の5つの項目で決まります。
- 荷物の量
- 部屋の広さ
- 処分品の種類
- 買取品の有無
- 住宅の周辺環境
それぞれについて解説します。
荷物の量
一軒家の遺品整理の費用は、主に荷物の量によって決まります。荷物が多いと、その分作業の負担が大きくなり、時間と人件費がかかるので料金が高くなる場合が多いです。
部屋の広さ
遺品整理では、部屋の広さも費用に関わります。部屋が広いと作業範囲が広くなり、作業員の負担が大きくなるため費用が高くなる場合が多いです。また、基本的には部屋の広さに比例して荷物の量も多くなるので、荷物の量が増える意味でも部屋が広いと料金は高くなります。
処分品の種類
遺品整理で処分する遺品には、家具や家電などの粗大ゴミもあります。粗大ゴミがあると処分に手間や費用がかかるため、業者の料金も高くなる場合が多いです。
買取品の有無
遺品整理業者は、不用品の買取も一緒に行っていることが多いです。買取品がある場合は、作業費用から買取価格を値引きしてもらえるため、費用が安くなります。ただし、遺品の買取をしているかは業者によって変わり、買取品の価格は査定するまでわからないので、必ず安くできるわけではありません。
住宅の周辺環境
遺品整理費用は、住宅の周辺環境によっても変わります。業者は大型トラックで来るので、トラックが通りにくい場所や駐車場がない場合は費用が高くなりやすいです。また、駐車場から住宅までの道のりに急な坂道などがあると、作業員の負担が大きくなるため費用が高くなる傾向にあります。
一軒家の遺品整理の費用相場
一軒家の遺品整理の費用相場は、以下の通りです。
部屋の間取り |
費用相場 |
1LDK |
7〜20万円程度 |
2LDK |
12〜30万円程度 |
3LDK |
17〜50万円程度 |
4LDK |
22〜60万円程度 |
遺品整理では、部屋の広さによっておおよその相場があります。1LDKのように部屋数が少ない家でも20万円程度かかるので、2階建て以上の大きな一軒家はさらに費用がかかると想定しましょう。
一軒家の遺品整理費用を安く抑えるポイント
一軒家の遺品整理費用を安く抑えるポイントを、3つ紹介します。
- 複数業者から見積もりを取る
- 不用品の買取を依頼する
- 荷物の量を減らしておく
複数業者から見積もりを取る
遺品整理の費用を安く抑えるには、複数業者から見積もりを取る方法が有効です。相見積もりを取ると価格の安い業者を知れるだけでなく、業者と価格交渉をしやすくなるため、料金を安くしてもらえる場合があります。ただし、相見積もりを取っても必ず料金が安くなるわけではないので注意しましょう。
不用品の買取を依頼する
遺品整理の費用を安く抑えるには、家具や家電、貴金属、アンティーク品などの値段のつきやすい不用品を買取依頼する方法もあります。買取を依頼すると、業者にかかる費用から査定額を値引きしてもらえるため、費用を安く抑えられるかもしれません。ただし、買取品がいくらになるかは査定してみないとわからず、中にはきちんと査定しない悪徳業者もいるため注意が必要です。
荷物の量を減らしておく
遺品整理は荷物の量によって費用が変わるので、荷物を減らしておくと安くなる場合があります。ただし、業者によっては荷物の量ではなく部屋の広さで判断する場合があるので、事前に業者の料金形態を確認する必要があるでしょう。
一軒家の遺品整理は料金を業者ごとに比較しましょう
一軒家の遺品整理の費用は、1LDKで7〜20万円程度、2LDKで12〜30万円程度、3LDKで17〜50万円程度と部屋の広さによっておおよその相場があります。基本的には、部屋の広さや荷物の量によって費用は変わるので、なるべく荷物を減らしておくと費用を安く抑えやすいです。
また、複数業者に見積もりをすると安い業者を知れるだけでなく、業者との価格交渉もしやすくなるため費用を抑えられる可能性があります。依頼する際は複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。
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