庭木の処分方法は?処分時の注意点や植木を放置するリスクを徹底解説
庭木の伐採で出た枝などのゴミを、どうやって捨てれば良いかお悩みではありませんか?集めた枝木を正しく処分しなければ、最悪の場合、捨てられることもあるため注意が必要です。そこで本地では、庭木の処分方法についてお伝えします。植木を放置するリスクについてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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庭木の処分方法
ここからは、庭を処分するための代表的な方法をご紹介します。
可燃ゴミ・粗大ゴミをして処分する
枝は、焼却処理が可能であるため、大きさなどの条件を満たしていれば、通常の可燃ゴミとして処分できます。ただし、捨てる枝の長さや束ねたときの幅によっては、回収してもらえないこともあります。各自治体のルールを確認し、適切な方法で捨てましょう。
また、枝を切っても燃えるゴミの条件を満たせないサイズの場合は、粗大ゴミとして捨てる方法があります。粗大ゴミとして処分する場合、スケジュールを守ってゴミ出しを行う必要があるため、タイミングが合わなかった場合には、処分までに時間を要するケースがあることを覚えておきましょう。
ゴミ処理施設に持ち込む
大量の枝や葉がある場合、自分でクリーンセンターなどのごみ処理施設へ持ち込みましょう。自治体によって料金は異なりますが、比較的安価で処分してもらうことができます。
専門業者に依頼する
庭の撤去作業を行う業者や、木を扱う専門業者に依頼すれば、ゴミとして出た枝木を有料で引き取ってもらうことができます。どうしても自分で処分する時間がない場合や、粗大ゴミのスケジュールを待てない場合には、業者に相談してみてください。相場としては1万円前後ですが、処分する枝の量や作業の範囲によって料金は異なります。細かい金額が気になる方は、ぜひ一度見積もりを取ってみてください。
庭木を放置するリスク
ここでは、庭木を放置することのリスクをお伝えします。
倒木の可能性がある
植木を放置していると、枯れて徐々に弱ってくるため、中身がスカスカな状態になります。耐久力が低下するため、台風や強風の日に倒してしまう可能性があります。思わぬ事故や近隣トラブルの原因にもなることも考えられるでしょう。
近隣住人とのトラブルを引き起こす
植木の手入れをせずに枝が伸びっぱなしになると、近隣の敷地に侵入して迷惑をかけてしまうかもしれません。場合によっては民法上のトラブルに発展する可能性があるため、十分注意してください。また道路側に枝が伸びて信号や標識の見え方に悪影響を及ぼしたり、通った車に当たったりした場合には、道路交通法違反に該当します。
害虫が発生することも
枯れた庭をそのまま放置していると、シロアリなどの害虫が発生することがあります。さらに放置していると、シロアリは住宅も侵食してくるため、家屋の劣化が進んでしまいます。大切な家を守るためにも、庭の環境は常に整えておきましょう。
植木を伐採する際は供養すべき?
日本では、樹木に神や精霊が宿っていると考えられているため、伐採する際にはお祓いをする方も多いようです。気になる方は、神社に相談してお祓いをしてもらいましょう。
また、酒とお清め用の塩を用意すれば、自分でもお祓いを行うことができます。酒を木の幹あたりにかけて塩を樹木の四隅に撒き、手を合わせてください。このとき、これまで守ってくれたことに対する感謝の気持ちと、勝手な事情で伐採することになったことについての謝罪の気持ちを伝えましょう。
庭木の処分をする際の注意点
ここからは、庭木の処分を行う際の注意点をご紹介します。
天候や季節に注意する
伐採は、晴れた日や冬の時期を選んで行いましょう。晴れの日や冬の樹木には、水分がため込まれていないため、湿気の多い時期よりも重くありません。湿気や水気を含んだ木はずっしりと重いため、前日に雨が降った日も避けた方が良いでしょう。
除根は専門の業者に依頼する
切り株ごと撤去したい場合は「除根」と呼ばれる作業を行わなければなりません。木の大きさや根の張り方にもよりますが、除根を行うには、専門的な知識と技術が必要です。近隣の敷地内まで根を張っているという事例もあり、臨機応変に対応しなければならないため、プロの手を借りることをおすすめします。
ルールを守って庭木の処分をしよう!
本記事では、庭木の処分を行う方法をご紹介しました。庭木を伐採した際には、大量の葉や枝がゴミとして出るものです。自治体のホームページなどをよく確認し、ゴミ出しのルールを守ったうえで処分しましょう。
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