庭の雑草対策は?それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底解説
庭が雑草で覆われていると、なんとなく見栄えが悪くすっきりとしないものですよね。しかし、どんどん伸びてくる雑草を完全に手入れするのは難しいものです。そこで今回は、庭の雑草対策について徹底解説します。それぞれのメリットとデメリットも方法別にお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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庭の雑草を放置するデメリット
雑草が伸び放題になると景観が悪く、近隣やお客さんからの印象が悪くなってしまいます。また、庭が荒れると害獣や害虫が住みつきやすくなることも大きなデメリットです。野良猫や蛇、虫などが住み始めると駆除も大変になるため、早めに対処しましょう。
雑草対策の方法とメリット・デメリット
ここからは、雑草対策の方法と、メリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
草むしりをする
雑草対策の基本は、草むしりを行うことです。手袋を用意すれば、1人でもすぐに取り掛かれるため、最も手っ取り早い方法だといえるでしょう。また、庭の草の様子を観察する機会になったり、運動不足を解消したりなどのさまざまなメリットがあります。しかし、庭が広く雑草の量が多い場合は、なかなか作業が進まず嫌になってしまうかもしれません。また、虫や紫外線への対策もする必要があるでしょう。
レンガやブロック・タイルを置く
レンガやブロック、タイルなどを活用して隙間なく並べることで、おしゃれに除草対策を行えます。しかし、少しでも隙間があるとそこから雑草が生えてきてブロックが動いてしまったり、処分する際に費用と時間がかかるのがデメリットです。
砂利を撒く
砂利を敷き詰めることで、雑草が生えてくるのを遅らせることができます。砂利を敷くと歩いたときに音がするため、防犯面においても役立つでしょう。
一方で、砂利を敷くと雪かきや落ち葉掃除などがしにくいというデメリットがあります。また、砂利を敷いた後で効果を高めようと防草シートを敷こうと思っても、砂利の下に施工するのは非常に大変です。後から後悔しないように、防草シートはあらかじめ敷いておきましょう。
ウッドチップを撒く
ウッドチップとは、木材や樹皮を細かく粉砕した資材のことです。ウッドチップを庭に撒くと、おしゃれに見えるだけでなく雑草防止対策にも役立ちます。全体に敷き詰めることで雑草に日光が当たらなくなり、成長を阻害できるためです。しかし、他の方法と比べると効果が高いとはいえないため、防草シートなどと組み合わせて使う必要があります。
固まる土を使う
「固まる土」は、土を撒いて平らにならし、水で固めることで雑草を生えにくくするという仕組みです。低価格で行えることと雑草抑制効果の高さが魅力ですが、意外にも作業が難しいというデメリットがあります。土をきれいにならさなければ、割れたりムラが出たりなど見栄えが悪くなってしまうかもしれません。特に広範囲に施工する場合は、業者に依頼することをおすすめします。
高い雑草対策効果を得るためのポイント
ここからは、高い雑草対策効果を得るためのポイントをご紹介します。
整地は丁寧に
レンガやブロック、芝生やウッドチップなどを使って雑草対策を行う場合、整地を丁寧に行いましょう。小石取りや雑草の下処理などをきちんと行なっておくことで、最大限の効果を得られます。また、古い土の中に雑草の種が残っていた場合も、上から新しい土を敷き詰めることで、芽が出るのを防げるでしょう。
土をなくす
雑草の根を張らせないためにも、土が見えないようにしてしまうのも一つの手です。土が表面に出ないよう、グランドカバーはしっかり行なってください。
近隣の雑草対策にも目を向ける
雑草の種は、至るところから飛んでくるものです。雑草が繁殖する可能性を下げるため、家だけではなく、近隣の雑草対策にも力を入れましょう。例えば、庭に面している歩道や家の裏などに生えた雑草を抜くことで、防草効果を高めることができます。
こまめに雑草駆除を行う
どれだけ気をつけていても、屋外である限り雑草は生えてくるものです。手をつけられなくなってから駆除を行うとかなりの手間や労力がかかってしまうため、雑草駆除はこまめに行いましょう。少量であれば、手作業で雑草を抜くことも可能ですが、手間をかけたくないと言う方は除草剤を用いても良いでしょう。
雑草対策をして綺麗な庭を保とう!
本記事では、庭の雑草対策について解説しました。雑草が伸び放題になると、見栄えが悪いだけでなくさまざまなデメリットをもたらします。庭の状態に合った対策を見つけて、きれいな庭を保ちましょう。雑草を効率よく駆除したいとお考えの方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。