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空き家の庭は管理必須!放置によるリスクや対処方法をくわしく紹介

雑草だらけになった庭

 

空き家の庭は管理を怠ると、建物自体の劣化や近隣住民への悪影響を及ぼす原因となります。適切な庭の管理は見た目の美しさを保つだけでなく、トラブルを回避し、空き家の価値を維持する上で重要な役割を果たすものです。今回は、空き家の庭を放置することによるリスクとその対処方法について詳しく解説します。

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空き家の庭を放置すると起こるリスク

空き家の庭を放置することは、大きな災害に繋がる可能性があります。放置で起きる主なリスクは以下の通りです。

近隣へ植木の葉や枝が入り込む

放置された庭の樹木が過度に伸びることで、隣接する家の敷地内に枝や葉が侵入し、落ち葉として周囲の環境汚染の原因となります。特に強風時には、枝が折れて近隣の車や建物にダメージを与えるリスクもあり、トラブルの原因ともなり得るのです。

放火・火災の危険がある

庭に草木が増えたり、枯葉が溜まったりすることで放火や火災のリスクが高まります。特に枯れた植物は非常に燃えやすく、一度火がつくと瞬く間に大火事へと発展し非常に危険です。火災は空き家のみならず、隣接する建物にも延焼の恐れがあるため特に大きな問題とされています。

害虫・害獣が発生する

草木が密生した庭は、ネズミや蚊、蜂といった害虫や害獣の隠れ家となります。これらの生物は病気を媒介することもあり、公衆衛生を脅かすだけでなく、住宅の構造部分を損なう危険性もあるのです。特に蜂の巣は、近隣住民や通行人に危害を及ぼす可能性もあり、放置すると大きなトラブルになりかねません。

空き家の庭の手入れ方法

空き家の庭を手入れするには「自分で行う」か「業者に頼むか」2つの選択肢があります。ここでは、それぞれのメリットやデメリットも含めて、詳しい方法を見ていきましょう。

自分で行う

自分で庭の管理を行えば、コストを最小限に抑えられます。時間を作り草刈りや植木の剪定を定期的に行えば、庭を清潔に保ち続けることができるでしょう。しかし、庭の手入れは身体的な労力がかかる作業です。特に広い庭や高い植木がある場合は、素人で解決できない問題も発生するため、専門業者の助けが必要になります。

業者に依頼する

時間や労力をかけられないという方は専門業者への依頼を検討しましょう。業者には植木の剪定から草の抜き取り、害虫駆除まで、庭の維持に必要なあらゆる作業を頼むことが可能です。また、専門業者には豊富な機材や知識があり、確実に庭を綺麗な状態にしてくれます。その分、作業に対する料金がかかり、規模によっては高額になる場合もあるため、事前の打ち合わせはしっかり行いましょう。

自分で管理を行う場合

自分で庭の管理を行う場合は、主に以下のポイントに重点を置いて作業していきましょう。

雑草処理

庭の雑草は見た目の問題だけでなく、害虫の温床にもなり得るため、定期的に除草を行う必要があります。手作業での雑草抜きは地道で時間のかかる作業ですが、こまめに手入れを行えば一度にかかる労力を減らすことができるでしょう。

除草剤・除草シートで予防

雑草は手で処理しても、根まで処理できていないケースが多く、何度でも生えてきてしまいます。雑草を処理した後は、除草剤や防草シートを使うことで、雑草を根本からなくしたり雑草の成長を物理的に阻止したりすることが可能です。これらの措置を行っておけば、雑草の手入れの頻度を大幅に削減できるでしょう。

植木は全て伐採

庭木に関しては、管理が難しい場合や、老朽化が進んでいる場合は全て伐採してしまうことも一つの方法です。これにより、倒木といった将来的に発生するかもしれない問題を未然に防ぐこともできます。

空き家の庭は早めの対処でリスク回避を

空き家の庭の管理は、単に見た目を整えるだけでなく、物件の価値を守るとともに、さまざまなトラブルのリスクを避けるために非常に重要です。定期的な手入れを怠らず、適切な方法で庭を管理することが、空き家の価値を守る鍵にもなります。

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