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解体工事の契約書のチェックポイント!必ず確認するべき事項を解説

解体工事で契約書の取り交わしをする様子

 

家屋の解体工事をする時は、業者に依頼をして契約を結びます。しかし、依頼する際にもらう契約書では何を確認するのか、わからない人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、解体工事の契約書のチェックポイントをご紹介し、絶対に必要なものなのか、いつまでに取り交わすのかも解説します。

この記事を読むための時間:3分

解体工事で契約書は必要?

解体工事では、契約書がなくても違法にはならないため、工事自体は進められます。しかし、契約書がないと不当な高額請求が発生したり、補償が受けられなかったりするので、トラブル回避のためにも絶対に取り交わした方が良いです。また、通常は業者の方で用意していますが、用意されていない場合は悪質業者の可能性があるので、契約を考え直した方が良いでしょう。

解体工事の契約書で確認するべきポイント

解体工事の契約書で確認するべきポイントは、以下の5つです。

 

  • 工事内容
  • 工事費用
  • 工事期間と遅延対応
  • 損害賠償責任
  • 工事の支払い方法と期限

工事内容

解体工事の契約書では、工事内容を必ず確認しましょう。通常は「平家 解体」「フェンス撤去」などのように、作業項目ごとに記載されています。しかし、業者によっては「工事一式」のようにまとめる場合があり、どこからどこまで作業するのか明確になっていないことがあります。まとめて記載すると認識の違いや手抜き工事の原因にもなるので、必ず作業項目ごとに記載してもらいましょう。

工事費用

契約書では工事費用も確認します。通常は項目ごとに単価が記載されているので、数量や見積もり金額に相違がないか確認し、最後に単価のトータルを合計して、工事の総額が正しいかもチェックしてください。工事内容と同様に、費用も「工事費用一式」などとまとめられている場合があるので、その際は明細を記載してもらうようにしましょう。

工事期間と遅延対応

契約書では、工事期間と遅延対応も確認しましょう。工事期間については、業者と相談の上で決めた日程になります。また、工事は天候などにより遅延する場合もあるので、遅延した時の事前連絡の有無や作業の進め方、追加料金についても確認する必要があります。特に遅延連絡については、近隣住民にも伝える必要があるので、必ず事前にもらうようにしましょう。

損害賠償責任

解体工事では、騒音などにより近隣住民とトラブルになる場合もあるので、損害賠償責任についても確認する必要があります。確認ポイントは「業者が損害賠償責任を負うかどうか」です。業者が責任を負わない場合はトラブル時に依頼主が賠償しなくてはならないため、必ず業者側が責任を負う契約か確認しましょう。

工事の支払い方法と期限

契約書では、支払い方法といつまでに払うか期限も確認しましょう。支払い方法では、現金やクレジットなどの払い方だけでなく「前金」や「後払い」などがあるかもチェックしてください。また後払いの場合は、いつまでに支払うのか期日も必ず確認しておく必要があります。

解体工事の契約書はいつまでに取り交わすか

解体工事の契約書は、遅くても1ヶ月前までには取り交わしましょう。一般的には本契約時に書面で取り交わすので、工事の直前になる可能性は低いですが、業者によっては契約時に書面を用意していない場合もあります。着工前は他にも準備することがあるので、なるべく早めに用意してもらい契約書を取り交わしましょう。

解体工事を依頼する時は契約書を必ず確認しましょう

業者に解体工事を依頼する時は、契約書の取り交わしをします。行う際には工事内容や費用、施工期間、賠償責任などの項目を確認して、事前に相談していた内容と相違ないか確認しなくてはなりません。解体工事では契約書を隅々まで確認して、トラブルを未然に防ぎましょう。

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