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建て替えで庭木を残すための2つの対処法!ポイントや注意点を解説

立て替えても残したい庭木

 

建て替えの際に、今ある庭木を残したいと思う方も多いですよね。庭木を残すことは可能ですが、やり方によっては樹木を枯らしてしまう恐れもあります。そこで本記事では、建て替えの際に庭木を残すための方法を2つ紹介します。詳しいやり方やメリット・デメリット、注意点についてお伝えするので、庭木を残したいと考えている方は参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

庭木を残すための対処法

庭木を残す方法は、木を植え替えるか小さくして残すかの2つです。それぞれの方法とメリット・デメリット、注意点について解説します。

木を植え替える

1つ目の対処法は、今ある庭木を、建て替え後の庭に植え替えることです。ただし、慎重に植え替え作業を行わないと、木が枯れてしまう恐れもあるので注意してください。

植え替えの方法

樹木の大きさや植え付けしてからの年数によっては自分で移植することも可能です。大きすぎる木は造園業者や外構工事業者に依頼しましょう。自分で植え替えできる大きさの目安は以下を参考にしてください。

 

  • 木の高さが2m以下
  • 幹の太さが20㎝以下
  • 植え付けから3年未満

 

樹木を植え替える前には「根回し」をする必要があります。根回しとは、伸びた根を切断し、幹の近くに新しい細根を出すことです。根回しには数ヶ月から半年ほどかかるため、移植する際は計画的に進めなくてはなりません。根回しが終わったら、スコップやツルハシを使って木の周辺の土を掘り起こして木を抜きます。土を掘り起こすときは、根に傷がつかないよう慎重に行いましょう。

 

木を抜いた後は、古い根や腐敗した根を切り落とします。大きな木の場合は、土が付いた状態の根を麻布で包み、土が落ちないように麻縄で縛っておきます。その後、植え替える場所に穴を掘り、木を埋め戻したら作業は終了です。

植え替えのメリットとデメリット

植え替えには次のメリットとデメリットがあります。

 

メリット

デメリット

  • 思い入れのある庭木を残せる
  • 新しい木の購入費用を抑えられる
  • 植え替えを業者に依頼する場合は費用がかかる
  • 木が枯れる恐れがある
  • 準備に時間がかかる
  • 自分で移植する場合は、知識と技術が必要

植え替えの際の注意点

植え替えをする際には3つの注意点があります。

 

  • 自分で移植するのは難しい
  • 枯れるリスクを知っておく
  • 植え替えの時期を検討する

 

樹木の移植は簡単ではありません。移植には知識と技術が必要なため、業者に依頼するほうが安心です。自分で植え替える場合は、やり方をよく確認しながら慎重に進めてください。また、樹木は繊細なため、移植によって枯れるリスクがあります。特に自分で移植する際にはリスクが高まることを認識しておきましょう。

 

樹木を枯らさないためには、植え替えの時期が重要です。一般的には春か秋が植え替えに適しているといわれています。植え替える時期も考慮して計画を進めていきましょう。

木を小さくして残す

もう1つの方法は、木を小さくして残す方法です。鉢植えやミニ盆栽にすることで、小さなスペースでも楽しめるようになります。

木を小さくして残す方法

庭木を切り詰めて小さくし、鉢に植え替えます。その際も、庭木を植え替えるときと同様に根回しの作業が必要となります。枝部分も大がかりな剪定をし、全体的な重量を減らすことが大切です。また、挿し木をして根付かせる方法もあります。

木を小さくして残すメリットとデメリット

木を小さくして残す際のメリットとデメリットは次の通りです。

 

メリット

デメリット

  • 小さなスペースで育てられる
  • 植え替えよりも作業が容易
  • 枯れるリスクがある

木を小さくする際の注意点

木を小さくする際の注意点は次の4つです。

 

  • 鉢底の直径が根鉢よりも大きいサイズの鉢を選ぶ
  • 寸胴タイプで保水性のあるプラスチック製の鉢がよい
  • 重心が下になるように木の形を整える
  • 水やりが頻繁に必要となる

 

木を小さくして鉢植えにするには、鉢選びが重要となります。鉢の大きさや素材に注意して選びましょう。また、鉢植えが倒れないように、木の形を整えることが大切です。鉢植えにした後は、乾燥しやすくなるため、土が乾いたタイミングで水をやるようにしてください。

庭木をうまく残すためのポイント

庭木を枯らさないようにうまく残すためには、木の種類と時期を考慮することと、信頼できる業者に依頼することが大切です。

木の種類と時期を考慮する

庭木をうまく残すためには、木の種類ごとに適切な時期を考慮しなくてはいけません。木の種類によって最適な移植の時期が異なり、常緑樹の場合は春先から夏、落葉樹の場合は秋が最適です。移植の前には根回しが必要なので、計画的に進めましょう。

信頼できる業者に依頼する

庭木を傷めず残すためには、信頼できる業者に依頼することが最適です。専門知識と経験豊富な業者は、適切な手入れや植え替えなどの作業が期待できます。過去の実績や口コミを確認し、信頼性の高い業者を選びましょう。

建て替えの際に庭木を残す際は慎重に検討しましょう

庭木は繊細なため、残すのは簡単ではありません。建て替えの際に庭木を残したい場合は、作業の時期や依頼先などを慎重に検討しましょう。

 

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